PlanGate

Why PlanGate

Status: Stable Review cadence: Monthly Owner: Product / Maintainer これは何: PlanGate 導入検討者が最初に読む 1 ページ。3 分で「自分に必要か」を判断し、5 分で導入を始められるように構成しています。

承認なし、コードなし。AI 時代の Backlog Governance

PlanGate は、AI コーディングエージェントを 承認境界・監査可能性・スクラム親和性 を保ったままプロダクト開発へ接続するためのゲート型ハーネスです。

AI がいきなり本番コードを書くのではなく、まず 何を作るか / Done は何か を成果物として固定し、人間が承認してから実装へ進みます。

No approved plan, no code.

PlanGate は AI ツールの代替ではありません。Claude Code / Codex などの実行エージェントの 上位に乗せる補完レイヤー として、速度を落とさずに統制を取り戻します。


こんな課題、ありませんか

AI 開発で次のいずれかに心当たりがあれば、PlanGate が効きます。


PlanGate が固定する 3 つの価値

価値 何が起きるか 主に効く人
間違ったものを速く作るリスクを止める AI は C-3 承認前に本番コードを書けない。何を作るか・Done は何かを実装前に成果物として固定し、AI の先回りをワークフローで抑える PM / PO / EM
承認境界を 2 ゲートに集約 人間判断を C-3(実装前の計画承認)と C-4(PR 最終レビュー)の 2 点に集約。APPROVE / CONDITIONAL / REJECT の三値で残す。過剰監視でもフル自律でもない中間設計 EM / CTO / Tech Lead
会話ログでなく成果物で監査できる plan / review / verification / handoff を docs/working/ に残す。承認後の plan 改変は plan_hash、scope 外編集は forbidden_files を hook(12/12 実装済)で機械検知 CTO / 監査・規制対応チーム

さらに、

損益分岐点の目安: 3 人以上 & 3 ヶ月以上続くプロジェクトで効果が出ます。単発の使い捨てスクリプトには過剰です。


自律エージェントフレームワークとの違い

観点 自律エージェントフレームワーク PlanGate
最適化する対象 自律性・速度・タスク完遂 承認境界・監査可能性・スクラム親和性
人間の関与 最小化する C-3 / C-4 の 2 点に集約して固定する
AI ツールとの関係 それ自体が実行主体 実行エージェントの上位ハーネス(代替ではなく接続)
成果物 主にコード plan / review / verification / handoff(全て Markdown)

PlanGate は「AI をどれだけ自由に走らせるか」ではなく、「どこで人間が止め、何を証跡として残すか」 を設計するためのレイヤーです。


3 ステップで始める

導入は実質 3 コマンドです。

1. Marketplace から導入

Claude Code セッション内:

/plugin marketplace add s977043/PlanGate
/plugin install plangate

CLI から(Claude Code / Codex 両対応, v8.11.0〜):

# Claude Code
claude plugin marketplace add s977043/PlanGate
claude plugin install plangate

# Codex(marketplace 登録 → スキル展開)
codex plugin marketplace add s977043/PlanGate
sh install.sh --codex

次のステップ 2・3 を実行するには、PlanGate リポジトリの clone が必要です。 Marketplace 導入はスキル / コマンドを配布しますが、ゲートを機械強制する bin/plangate と hook 本体は PlanGate リポジトリに含まれます。clone してそのルートで作業してください。

git clone https://github.com/s977043/PlanGate.git
cd PlanGate   # 以降のコマンドはこのルートで実行

前提: python3(hook / doctor が使用)。python3 --version で確認できます。

2. hook 強制を配線(必須)

承認境界の保護(plan_hash / forbidden_files)は hook で機械強制されます。これを配線しないと保護が無効 です。PlanGate リポジトリのルートで実行します。

bin/plangate doctor --fix
# 事前に差分を確認したい場合
bin/plangate doctor --fix --dry-run
# CI など非対話環境
bin/plangate doctor --fix --yes

3. Phase 0 を体験 — ultra-light で 1 タスク完了

同じく PlanGate リポジトリのルートで実行します。

bin/plangate init <TASK-番号>   # 例: bin/plangate init TASK-0001
# 対象ファイルを直接編集してコミット
bin/plangate doctor             # ハーネスの健全性を確認

ultra-light モードでは計画フェーズを省略し、1 タスクを最後まで通す体験 に集中できます。


段階的に広げる

最初から全部使う必要はありません。チーム合意の上で、フェーズ境界ごとに強度を上げていきます。

Phase やること ゲート強度
Phase 0 ultra-light で 1 タスクを最後まで完了。ツールに慣れる hook 配線のみ
Phase 1 計画を書く習慣をつける。PBI INPUT → plan.md → C-3 承認 → exec → PR → C-4 を light モードで運用 C-3 / C-4(warning)
Phase 2-3 EH-1〜EH-7 を warning→block へ昇格 + EH-9、standard 以上で V-3 外部レビュー必須化 フル運用(block)

成功イメージ

Phase の詳細・各コンポーネントの昇格手順は 段階的導入ガイド を参照してください。


まず試す

迷ったら Phase 0 を 1 タスクだけ 試してください。チーム全体の合意も、フル運用の決断もまだ要りません。git clonebin/plangate doctor --fixbin/plangate init TASK-0001 の 3 コマンドで、AI が承認前にコードを書かない体験を 5 分で確認できます。合わなければ捨てるだけ、コストはほぼゼロです。


導入後も「育つ」— 継続的に改善されるハーネス

ツールは導入した瞬間が完成形になりがちで、半年後には現場とずれていきます。PlanGate は固定されたワークフローではなく、製品自身を測りながら改善し続けるハーネスです。だから、今効くだけでなく、使い続けるほど現場に合っていきます。

思いつきでなく、測って決める

PlanGate には製品自身を育てる改善ループが組み込まれています。「感覚で仕様を足す」のではなく「測って判断する」ため、機能は思いつきで膨らまず、現場に効いたものだけが残ります。

仮説 → 変更 → eval(評価)→ 計測 → 採用 / rollback → 振り返り

これまでに計画された改善フェーズは、設計・ガバナンス・品質チェックまで含めて全工程を完走済みです。「将来の約束」ではなく、すでに走り切った実績がこの改善文化を裏づけます。

進化しても、承認境界は動かさない

継続改善は「なんでも自動化して暴走させる」ことではありません。C-3 / C-4 の人間ゲートと検証は弱めず、LLM の判定を最終ゲートにもしません。 守るべき承認境界は固定したまま、使い心地と品質だけを磨き続けます。これが「速度を落とさず統制を保つ」という本ページの主張を、リリースを重ねても裏切らない理由です。

改善ループとロードマップ、およびこれまでの実績の詳細は Harness Improvement Roadmap を参照してください。


次に読むもの

ドキュメント 内容
はじめる(Getting Started) 3 ステップで基本的な流れを手を動かして体験する
段階的導入ガイド Phase 0 〜 Phase 3 の成長パスと各フェーズで使うコンポーネント
Product FAQ 導入検討時の FAQ / 反論処理
Product Overview 概要、対象ユーザー、価値、仕組み
Positioning 競合・代替手段との差別化
Harness Improvement Roadmap 継続改善ループとロードマップ、および実績の詳細